交通インフラと旅行(山、温泉)

旧タイトル:静岡空港と常温核融合を応援するBLOG

2012年の予想修正(静岡空港、茨城空港)

2011年12月31日に下記の記事を書きました。

「2012年の静岡空港の明るい話題については既に投稿しました。茨城空港についてもスカイマークの神戸便の1日2往復への増便が決定しました。以下は私の個人的予想ですが、春秋航空の上海便については、週5往復から毎日運航に・・アシアナのソウル便も復活(もしアシアナが決断しなかったら他の会社が参入するでしょう)・・・」

2012年3月に入ったところで、予想の修正をしました。

茨城空港: 春秋航空の上海便は、毎日ではなく、週6便への増便が決定しました。アシアナは4月以降も依然として休航を決めています。ここにきて茨城県としては、ジンエアーなどLCCにも声をかけたいところでしょうが、韓国LCC側としては、成田発のイースター航空、エア釜山の経営状況を見てからと、様子見なのではないか?と思います。着陸料などで破格の条件を出せば、2012年内、LCCソウル便就航もありうるかな?と思います。2~3年というスパンで見ると、スカイマークA330を入手した後には、茨城発のスカイマーク国際便も可能性があるかな?って思っています。需要はあるはずです。EM社の倒産が示すように半導体生産の中心は韓国(+台湾、中国)になっています。液晶・有機ELも同様。スマートフォン向けで大きく伸びている有機ELは、サムスンのほぼ独占状態だとか?半導体、液晶、有機ELの製造装置メーカー、原料メーカー(北関東)の担当者は、茨城空港から、ソウルへ、上海へ出張に旅立つことになるでしょう。

静岡空港: 武漢直行便の就航延期は残念だが、3月以降は、前年同月に大きく落ち込んだことの反動に加え、台北便就航、チャーター便がほぼ毎週飛来、FDAの静岡・福岡便の搭乗率向上などの寄与で、ずっと続いていた搭乗者数の「前年同月比減」の傾向に歯止めがかかるのが確実です。4月に第二東名の一部区間が開通すれば、チャーター便の新規案件も出てくるでしょう。将来的には、第二東名と中央高速が高速道路でつながれば、冬のスキー客ための海外からのチャーター便が静岡空港に飛来ということがありそうです。