交通インフラと旅行(山、温泉)

旧タイトル:静岡空港と常温核融合を応援するBLOG

韓国雑感(2)

1.ソウル南方の国際空港の必要性について

ソウルの南方、高速道路を車で飛ばして1時間くらいのところに、キウン(キフン)という、シリコンバレーのようなハイテク工業都市がある。世界遺産の古城で有名な水原(スウォン)と、陶芸で有名な利川(イチョン)の中間で、やや水原に近い。ここキウンには、半導体の世界トップメーカー、サムスンが第16工場を建設中だ。

ソウルからキウンを経て、デジョン(大田)の近くの分岐点までに至る高速道路は片側5車線!(キウンのサービスエリアには、当時のキム・ヨンサン大統領の筆による車線拡張工事完成記念碑が建っている)しかし、今では、5車線の道が慢性的な渋滞に見舞われている(中央分離帯寄りの1車線は、バス・6人以上が乗る車専用のレーン)。

従って、ソウル南方の地域に居住、勤務する多くの人々は、ソウルへの移動時間が不安定というリスクに加え、空港(キンポ、インチョン)への移動についても十分な時間的余裕をみておく必要がある(スウォンからインチョンには、バイパス的な環状高速が開通しているが、その道も混雑気味だ。)

以上の現状から、大田の東北に位置する清州(チョンジュ)の国際空港の有効利用を促進すべきだと思った。同空港からは日本には、チョンジュ・関西線(大韓航空)の週3便のみが運航中だが、間違いなくチョンジュ・羽田線の需要があるだろう。羽田の枠が取れないのであれば、成田、茨城、静岡などに運航する手もあるのではないか?もっとも、スウォンには空軍基地があり、この基地が民間共用(今のところ可能性はきわめて低い)ということになれば、チョンジュ空港の重要性は薄れるが・・

2.バレーボールの韓国国内戦

ソウルのホテルルームのテレビで、サムスンVSヒュンダイのバレーボール試合を観戦した。両チームとも1名ずつの外国人選手を擁している。とにかく両チームのプレーはレベルが高く、見ていて迫力がある。外国人である私にとってもエキサイティングなゲームだった。このようなバレーボールの韓国国内戦は、日本ではほとんど知られていない(野球の韓国国内戦の観戦ツアー企画はあったかもしれない)。バレーボールの試合を見に韓国に行こうというブームが、将来盛り上がるかもしれない。

3.焼肉料理

韓食については、様々な料理をいただいた。焼肉料理レストランでは、一定時間が経つと、金網(小さな穴が多数穿孔されたステンレス板)を何度も交換していた。同じ金網を使い続けると、焼け焦げた部分が増大し、発ガン物質を摂取するリスクが高まることを恐れて、韓国の焼肉料理レストランでは、どの店でもこのような交換を行っているそうだ。

4.靴のディスカウンター

日本で放映されるTV番組(ソウルを取材)では、靴のディスカウンターマッポ(麻浦)に多いとか、イデウォン(梨泰院)に多いとかの情報が流れていたが、実際に歩いてチェックしたところでは、イデ(梨大:梨花女子大)の周辺に圧倒的な数の店舗があった。1足700円くらいで売っていた。耐久性については定かではない。