交通インフラと旅行(山、温泉)

旧タイトル:静岡空港と常温核融合を応援するBLOG

岡山県湯原(ゆばら)温泉の砂湯

1月2月は東京都の高尾山周辺(草戸山、津久井湖城山湖大垂水峠)を歩き、下山後は高尾山口で京王が経営する高尾山温泉

www.takaosan-onsen.jp

で入浴しました。

3月は遠出をして、「露天風呂番付 西の横綱湯原温泉の砂湯まで行って入浴しました。初訪問です。登山は別の日に・・・・

ここは、岡山県北部の鳥取県との県境に近い場所にあり、東京方面からのアクセスは、米子空港行きのエア便で行き、空港でレンタカーを借りて・・・が最も便利です。私は今回、岡山駅東口のバスターミナルで中鉄バスの勝山行き(JR姫新線中国勝山駅)行きに乗車し、終点で真庭市コミュニティバス蒜山行き)に乗り換えて湯原温泉に到着しました。なお、中鉄バスのこの路線、往復切符を購入したほうが断然お得ですのでお忘れなく。コミュニティバス料金は、どこまで乗っても200円なので、無茶苦茶お得です。

今回、泊まった宿は「花やしき」さん。内湯は3階に男湯、4階に女湯があり、こじんまりとしてはいますが、中々清冽な良い湯でした。屋上に露天風呂があり、貸切制(1部屋に対して1時間の割り当て)です。

花やしき」の入口

さて、最大のお目当て、公共の露天風呂「砂湯」です。宿からは上流に向かって5分強の歩き。まず、砂湯の対岸にある旅館に渡る橋。橋を渡らずに直進すれば、砂湯の入口です。この先、ダムに向かって遊歩道を歩き、砂湯に到達しました。

砂湯はダムの手前にあります

砂湯には「美人の湯」「長寿の湯」「子宝の湯」という3つの露天風呂があります。「長寿の湯」は独立。他の2つは繋がっており、石橋の下をくぐって、湯につかったまま移動もできます。湯の温度には差があるため、温湯のところで長時間つかったままになることも可能です。

着衣の観光客が何の制限もなく入っていける場所ですので、着衣の人に裸を見られることに抵抗のある方々には全くおすすめできません。「下半身を隠そう」と書かれた大きな表示板があります。また、脱衣所には、男性は腰巻き、女性は胸部から下をタオル巻きするスタイルを「おすすめ」する説明書きもありました。強制ではないようです。男性入浴客の多くはそういった推奨を無視。わずかにパンツ着用入浴の方もおられましたが、男性用脱衣所は完全丸見えなので、パンツを着用する際にはお尻丸見えですね。女性客はカップルで入浴した3名の方々を(長時間の入浴によって)確認しました。厚手の湯あみ着1名、タオル巻き2名でした。女子用脱衣所につきましては、勇気のある女性が丸見え状態で脱衣することもできますが、その3名の方々はいずれも、カーテンで仕切られたスペースで脱衣をされていました。(監視カメラがあって、3つの湯と、女子脱衣所入口を常時監視しています)

ともあれ、オリオン座もくっきり見える夜空の下、ダムを眺めながら湯につかるのは得難い経験です(上記の写真は翌朝撮影。雨模様でした)

対岸の旅館からも、当然砂湯は丸見えなのですが、一方、その旅館の屋上の貸し切り露天風呂の柵はなぜか透明。女子の方がうっかり湯あみ着着用を忘れると、逆に砂湯から見られてしまいますので、ご用心。

 

なお、砂湯は24時間運用、入浴料無料です。水曜日の朝は清掃のため利用不可の模様。無料ということで大勢の男性客が代わる代わる入浴に訪れていました。効能としては表示板に色々書かれていますが、私としては脚の爪の変色が退色する効果が確認できました。

温泉の先達がお書きになったルポ記事は枚挙に暇がないと思います。例えば、下記を紹介いたします。

https://4travel.jp/dm_shisetsu/11330752