交通インフラと旅行(山、温泉)

旧タイトル:静岡空港と常温核融合を応援するBLOG

静岡・釜山チャーター便の開設と、羽田国際新ターミナル稼動

1.静岡・釜山チャーター便の開設

アシアナ航空が、2011年末・年始に1~2往復、その後週1往復のペースで運航し、将来的には定期便化を目指すそうだ。
釜山は、市場での見学・ショッピングや、シーサードエリアの散策、さらに足を伸ばして慶州観光など、見所の多い場所であり観光需要を見込め、料金を低めに設定し、増便すれば、定期便化は可能ではないか?と思う。台湾の中華航空マンダリン航空、復興航空などからもこういった話が出てきてほしい。

2.羽田国際新ターミナル稼動

静岡県内から新幹線利用で羽田から海外へ、というルートに(静岡空港が)ある程度客足を奪われる可能性は否定できない。
静岡空港は客の引きとめのために、自らの強みを徹底的に活用する必要があるだろう。その最大の強みとは、何と言っても「駐車場無料」であり、この原則は崩してはならず、将来的には駐車能力の拡大も必要になるだろう。また、海外からのツアー客にとって便利な、「観光バスによる送迎が容易な空港」という特質の保持・強化も重要だ。(第2東名高速道路の開通は、静岡空港にとって追い風と言える。)

羽田・成田は、観光バスによる送迎は混雑の問題、スペースの問題で容易ではなく、また、駐車場無料化は永久に不可能だ。
車・バスによるアクセスのしやすさをベースにした空港の発展という点で、また、韓国、台湾、中国からのツアー客が利用する首都圏サブ空港という位置づけの点で、静岡空港茨城空港は共通点を持っている。