交通インフラと旅行(山、温泉)

旧タイトル:静岡空港と常温核融合を応援するBLOG

FDAの札幌直行便復活とアシアナ航空の貨物取り扱い開始

12月の利用実績が悪かった静岡空港であるが、ここに来て明るさが見え始めてきた。静岡発ソウル便は、アシアナ便が1月22~27日の連続6日間満席。大韓航空便も25日・26日の2日間満席。昨年11月の発砲事件で冷え込んだ旅行需要が回復してきたものと思える。
今後の明るい話題としては、FDAが、3月27日からの新ダイヤを発表、静岡発着便は札幌線の直行便を再開し、福岡線は現行の2便(往復)から3便に増便(回復)する。(ただし、札幌直行便の復活に伴い、松本線は運休。静岡・小松線からは撤退)

FDAは機材に余裕が出てきたものと見え、2月に旭川、仙台、高知、松山、福江など各地へのチャーター便を運航する。この結果、2月は、釜山や台北への国際チャーター便も加え、39便(片道換算)のチャーター便が静岡発着で予定されている。

2月8日からのアシアナ航空の貨物取り扱い開始(これまでは、ANA、中国東方航空の2社のみ)は、アシアナ航空の静岡・ソウル便の収益を観光需要の変動に振られにくくする、体質強化の意味から期待する。静岡空港周辺地域の経済活性化に貢献する可能性ももっている。