交通インフラと旅行(山、温泉)

旧タイトル:静岡空港と常温核融合を応援するBLOG

韓国の地方空港、国際チャーター便運航が2.5倍増

韓国でも日本と同様、地方空港の赤字経営に対する批判が根強い。韓国の1月のニュースに、国際チャーター便運航が地方空港の利用拡大に大きく貢献しているとの内容の記事があったので紹介します。

韓国の地方空港(ソウル(仁川、金浦)、釜山(金海)、済州(チェジュ)以外の、就航数の少ない空港)から、富士山静岡空港茨城空港へのチャーター便運航というのは、韓国人サイドの需要を考えれば十分に実現可能で、日韓双方にとってメリットがあるだろう。ただ、日本人客からみた韓国の魅力的な観光スポットとしては、ソウル(およびその周辺)が圧倒的であり、そのほか、釜山、済州(チェジュ)島ということになる。韓国の地方空港としては、清州空港がソウルや(扶余(プヨ。百済文化の中心地))に比較的近いということから、また、大邸空港が慶州に近いということから、ある程度利用が期待できると思われるものの、それ以外の空港になってくると、日本人観光客のダイレクトアクセス需要が盛り上がるまでには、まだまだ時間がかかる(その地域の観光資源というものが日本人の意識へ浸透するまでに)と、言えるだろう。

LINK TO: http://www.asiae.co.kr/news/view.htm?idxno=2011011315342325539



以下、上記韓国語記事のExcite自動翻訳結果に一部、このBLOG筆者が補正:

2009年1631件で2010年3456件で2倍以上増加

[アジア経済チョ・ミンソ記者]昨年地方空港を利用した国際貸し切り旅客航空便運航実績が前年対比2.5倍以上増加したことが分かった。

国土海洋部は昨年国際貸し切り旅客航空便数が2009年1631件から3456件に2倍以上増加したと14日明らかにした。 この中で地方空港の貸し切り便数は総1794件で前年度709件に比べて2.5倍以上増えた。

済州(チェジュ)航空、ジンエアー、エアー釜山(プサン)、イスターネットなど低価格航空会社の地方空港運航は4.5倍増えた331便を記録した。 これは低価格航空会社総貸し切り便数の63%に達する。

また、大韓航空、アシアナなど既存国内大型航空会社の地方空港貸し切り便運航も2009年50便で昨年は642便に大きく増加した。

外国航空会社貸し切り便の地方空港運航も590便から821便に約40%増加して地方空港活性化と地方海外旅行客の便益向上に寄与していることが明らかになった。

このような国際旅客貸し切り便の地方空港運航増加は景気回復にともなう地方の航空需要増加と国内低費用航空会社がスキ間市場を狙った営業戦略にともなう結果という分析だ。

また、地方空港活性化のために地方空港を利用する貸し切り便運航に対して政府が積極的に許可するなど政府の地方空港活性化政策も肯定的な影響を及ぼした。

国土部関係者は"昨年のような国際貸し切り便の地方空港就航活性化が相当期間維持される場合、地方空港の定期国際路線新規開設および拡充も期待することができる"と話した。