以下、静岡新聞WEB記事より。
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搭乗率9.3ポイント上昇 1月
2011/02/02
県が1日発表した1月の静岡空港の利用状況によると、全路線の搭乗率合計は61・1%で、一昨年6月の開港以来最低を記録した昨年12月に比べ9・3ポイント上昇した。特に韓国ソウル線が82・7%と全体をけん引。一方でフジドリームエアラインズ(FDA)が3月27日から運休する小松線や8月以降の運休を検討中の熊本線は依然低迷した。
国際線は前月比15・0ポイントアップの78・7%。ソウル線は前月、北朝鮮の韓国・延坪島(ヨンピョンド)砲撃などで伸び悩んだが、1、2月は富士山の景観が楽しめるとして、韓国人客がソウル線全利用者の7~8割を占めた。
昨年10月の上海万博終了後、利用が落ち込んだ中国・上海線も春節(旧正月)前の休暇に入ったことや、大口の団体利用が要因で49・0%と前月に比べ12・0ポイント上がった。
国内線は前月比5・9ポイント上昇の50・7%だった。全日本空輸の札幌線は60・0%、沖縄線も76・8%と前月を大幅に上回った。
一方、FDAは小松線32・3%、熊本線33・9%、鹿児島線37・3%と30%台にとどまった。福岡線は49・6%、松本線は40・8%。県は鹿児島線について、口蹄(こうてい)疫や鳥インフルエンザの発生、新燃岳の噴火などの影響で、「南九州地区全体の人の動きが鈍った」と分析している。
本年度通算の搭乗率は62・0%、搭乗者数は47万570人となった。
LINK TO: http://www.shizushin.com/news/feature/airport/news/20110202000000000016.htm
以下、産経WEB記事より。
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空港効果? 外国人観光客が大幅に増加 静岡
2011.2.1 20:37
昨夏、静岡空港周辺の志太・榛原地区で外国人観光客が大幅に増えた一方、伊豆地域は伸び悩んでいることが分かった。観光庁の宿泊旅行統計調査をもとに、静岡県観光政策課が分析した。
それによると、平成22年1~9月の外国人観光客は21年の年間観光数を上回っており、大幅に増えた。中でも志太・榛原地区は韓国人の増加が著しく、地域全体の外国人客の4分の3を占めた。1日2往復の韓国路線が就航する“静岡空港効果”と考えられる。
富士山周辺が中国やタイ、台湾からの観光客もひきつけており、アジア諸国での富士山人気の高さを証明した形だ。一方で、県内最大の観光地である伊豆地区の外国人客数は他地域に比べて伸び悩んだ。同課は「地域として外国人客への対応の遅れが目立つ」と分析している。
LINK TO:http://sankei.jp.msn.com/region/news/110201/szk11020120390012-n1.htm