平成6年(1994)11月15日に公開された「低温核融合方法」。
「電解質の軽水溶液を遷移金属、アルミニウム、錫またはステンレス鋼からなる空隙率が0.3~35容量%の多孔質体を陰極として電気分解することを特徴とする低温核融合方法。」
http://www.patentjp.com/06/U/U100134/DA10001.html
「多孔質電極の製造は各種の方法が採用できるが、好ましくは粒径が100μm以下、好ましくは5nm~100μmの金属粉を常温または高温中で加圧して成形して得る。」
ミクロサイズよりもナノサイズのほうが過剰熱の発生効率がいいのか?ベストの粒径分布は?・・・本来ならば大勢の若い研究者が結集して解決すべき大きなテーマであったはずだ。しかしながら、国公立研究機関、大企業はこの超魅力的なテーマを無視し続けてきた(三菱重工などごく僅かな例外を除いて)。
3月11日を境に、原子力の本質・実像実態が公然の眼にさらされ、雲行きが変わってきた。さらに雲行きが変わっていってほしい。