交通インフラと旅行(山、温泉)

旧タイトル:静岡空港と常温核融合を応援するBLOG

日中間の航空需要は回復へ

最近の航空会社からのリリースをみると・・・
ANAは、フランクフルト線にB787導入という記事が目立つ中、中部・香港線を10月30日に開設。成田発着の厦門線と広州線は10月30日から機材を大型化(B737-700型から同B767-300ER型機)。という中国路線強化の情報がある。
(ただし成田発着の瀋陽線と成都線は10月30日から2012年1月18日まで減便。)

中国南方航空は、10月30日から富山/大連線を増便し、週4便から週5便になる。10月30日から関西/瀋陽線をデイリー運航に増便する。10月30日から関西/大連線をデイリー運航とする。

また、香港のホテルの予約が取れず、やむなく深センにホテルを予約したというBLOG記事も最近見た。

国際航空需要は、同時テロ、サーズ、新型インフルエンザ、国境紛争、そして東日本大震災原発事故といった逆風にいったんは押さえ込まれながらも力強く回復・成長してきた(特にアジア路線)。中国の富裕層の日本旅行嗜好(黒部立山、北海道などなど)が根強いことは、日中路線の需要回復基調に大きく寄与しているものと思われる。

日本人旅行者においては、韓国(特にソウル)人気が爆発的であり、中国への渡航も好調に推移していくものと思う。
筆者は、中国へは成田発で上海・蘇州に行ったことがある。今、中国東方航空の静岡・上海線を利用して上海観光を楽しむことを検討中だ。また、中国の地方都市では、特に長沙に興味を持っている。長沙と言えば、長沙~静岡・徳島の定期チャーター便運航計画が、東日本大震災の影響でリセットされてしまった。長沙への便は、上海乗換えの場合、静岡発だと、上海で浦東空港から虹橋空港に移動して国内線乗り換えの必要が出てくる。一方、アシアナ航空のインチョン・トランジットは、行きが静岡午後発、長沙が同日夜着。帰りが長沙 深夜発、ソウルに早朝着いて同日乗換えで昼に静岡帰着と、便利なスケジュールだ(ただし、曜日により同日乗り継ぎ不可のケースもあり、問い合わせが必要)。将来、このソウル経由の長沙線を利用するかもしれない。