常温核融合発電の実用化を期待していた多くの人々にとってショッキングなニュースだ。Ｅ－Ｃａｔを発明したイタリア人技術者Rossi氏は、ギリシャで今秋1MWの発電を開始する予定だったDefkalion Green Technologies社との関係を断絶した。Rossi氏は、「ＤＧＴ社にはE-Catの技術を一切供与していない」と不可解なことを述べた。彼の私企業Leonardo Corporationのみに知的財産を集中させるというのだ。
この件に対する、人々の声・見方を下記、pesnの記事への投稿の中に読み取ることができる。「ＤＧＴが機密を第三者に漏らそうとしたのに怒ったRossi氏が契約を解除した」「Rossi氏はスケールの大きな詐欺師」「石油メジャーのような既存の利権集団による画期的新エネルギー源に対する妨害工作の結果」といった見方だ。
私がもし、E-Catのような画期的装置を発明したなら、特許権などというものを一切考えず、ノウハウの一切を全世界のＷＥＢ掲示板に投稿し、一気に全人類の知るところとする（抗生物質の発見のような画期的な発明・発見は特許化されなかった！）このような瞬時・全世界への情報開示が、「油メジャーのような既存の利権集団による妨害工作（もしあれば）」を撃退する唯一の策であろう。
http://pesn.com/2011/08/07/9501887_An_E-Cat_Full_of_Lies_-_Rossi_or_Defkalion/
http://www.zpenergy.com/modules.php?name=News&file=article&sid=3310
