交通インフラと旅行(山、温泉)

旧タイトル:静岡空港と常温核融合を応援するBLOG

成田発・エティハド航空、フライドバイ利用、エレバンの旅(2)

イメージ 1 写真は、エレバン(ズバルトノッツ)空港に着陸直前のフライドバイFZ715から撮影した、アララト山・小アララト山(現在はトルコ領)の画像です。写るんですで撮影したので解像度は悪いですが、友人からはデジタル画像と比べて空の青さが際立つと言ってもらえました。
エレバン(イェレバン)滞在中は、市内からは霞のせいでアララト山は望めず、この機内からの撮影が唯一の機会でした。

帰りのFZ716便では、ドバイトランジットではなく、いったんUAEに入国して2泊し、アブダビに陸路移動してエティハド航空で帰国するので、酒をどうするか?悩みました。
エレバン市内で安くておいしいコニャックを購入、知り合いからワインのプレゼントもいただいたのですが、UAEはホテルで飲酒できる国ではあるものの、酒の輸入はライセンス所持者しかできないのでは?という懸念がありました。そのため、出発の前夜~当日朝にホテルの部屋で飲み干し、少々酩酊状態で出発することになりました。
(FZ116便が到着した、ドバイ空港T2では、入国審査と荷物検査の間に酒類を扱う免税ショップがありました。でも、この免税店の包装を施された酒の「輸入」はOKでも、個人的な持ち込みがOKという保証はありませんので、注意が必要です。)

一方、ドバイトランジットではなく、UAEに入国することから、ズハルトノッツ空港の免税ショップで香水を購入できました。(もし、ドバイトランジットの旅程であったとしたら、成田行きエミレーツ便へのトランジット:機内持ち込み手荷物検査場で放棄を命ぜられます)
香水はドバイのホテルで預け荷物に積み替えればよいわけです。香水はアブダビ空港の免税ショップで買うより2割くらい安かったうえ、アブダビ空港からのEY878便の出発が、通常の新ターミナルではなく、急遽、旧ターミナル(搭乗口手前で荷物検査)に変更になったため、もしエレバン空港で香水を買っていなければ、日本に香水をお土産として持ち帰れない事態になっていたと思われます。

エレバン(ズバルトノッツ)空港、免税ショップで香水を購入したとき、レジの女性が日本語で話しかけてきたのにはびっくり。片言ではなく、高い会話能力です。ソウル(インチョン、金浦)、釜山、ハワイ、グアム、シアトルなどの空港は日本語で買い物ができるので、日本人観光客の人気が高いと思いますが、エレバン空港でもできます、ということですね。ただし、この女性が非番のときは、日本語対応不可と思われます。

がらがらだったFZ715とうって変って、FZ716は9割くらいの搭乗。空港のカウンターも混雑し、エールフランスの地上職の女性も応援に来ていました。
ドバイまで行ってわかったのですが、乗客の多くが、エレバンでクリスマス(日本の正月の時期)を過ごし、再び居住地(インドなどか?)に帰国するアルメニア人ファミリーでした。彼らは機内で、他の乗客の存在を考えずに、機内食のQ&Aに時間をかけ、大量注文、追加注文、基本的な購入通貨UAEディルハムではない外貨での購入などなどで、機内食販売を滞らせ、キャビン後部の乗客が購入できない事態を招きました。
エレバン居住のアルメニア人は、とても紳士的な感じがしたのですが、他国に居住している人々は???
とにかく、有料の機内食販売はLCCの死角です。機内混雑の場合は、レガシーのように、無料でバーっと配ったほうが速いです。

FZ716がドバイ空港に着陸し沖止めになり、バスでT2に移動。まず、UAE入国のゲートに停まりました。私と少数の乗客は降りましたが、多くの他の乗客はT2の出発ゲート(フライドバイ、他のLCC)に、そのバスで向かいトランジットするようでした。バスの係員と乗客が話している内容から判断すると、フライドバイ便>エミレーツ便のトランジットの場合は、そのバスは、その後、T1、T3にも向かってくれるものと思われました。

成田<>アブダビは、エティハド便は往復とも満席(今春からデイリー化というのもうなずけます)。日本人乗客以外では、行きは、アフリカ人(アブダビトランジットで里帰り)が多く、帰りは、エティハド・エアベルリンから乗り継ぎと思われる欧州人が目立ちました。
なお、UAEドバイで2泊し、観光したときに感じたのは、ロシア人観光客の多さ。ドバイのゴールドスーク周辺では日本人観光客は全く見かけず、聞こえてくるのはロシア語ばかり。商店も英語・アラビア語・ロシア語の表示で来店を誘っていました。