交通インフラと旅行(山、温泉)

旧タイトル:静岡空港と常温核融合を応援するBLOG

本日の茨城空港

本日、5月26日(日曜日)、茨城空港にドライブ。空港の展望台の入口には、今TBSが放映している自衛隊を舞台としたドラマロケの記念写真が展示されていました。

開設されたコンビニや、レストラン、土産物店への客の入り、駐車場の駐車台数からみると、静岡空港よりも茨城空港のほうが盛況という印象。この背景として、(1)茨城空港の周辺地域で唯一の花形施設であり地元の人の客足が絶えない(2)春秋航空・上海便の安定した人気(東京都心からの距離でみると、茨城空港静岡空港よりも東京に近く、1日1便の春秋航空便のみではあるものの、東京の北国際空港(LCC特化)として機能している。中国人乗客に加え、白人乗客もちらほら。飲食物の機内サービスは有料なので、コンビニで食べ物やお菓子を購入しているのか?)

北の茨城、西の静岡ですが、「韓国・台湾に強い静岡空港」「中国に強い茨城空港」と、特徴がはっきりしてきたようです。
茨城空港にアシアナのソウル便がなかなか復活しないのは、震災・原発事故の影響の長期化がほんとうの第一理由ではなく、機材の活用促進の観点で、ソウルに近い静岡は活用できるが、ソウルに遠い茨城は不利ということが影響しているのではないでしょうか?日本との往復のみで1日の稼ぎが終わるということではアシアナ航空は満足するはずがないでしょう。ソウル到着後、中国など近距離国際線とか東南アジア便その機材を使えるか?ということは大事な経営判断であるように思えます。昼間の空港運用時間帯が短い日本の地方空港は、アシアナなど海外航空会社にとって使いづらい空港であり、ソウルに近いほど、それでもなんとか就航してみようか?という気になると思います。

あと茨城空港の重要な課題は、平行誘導路の開設。昼間のゴールデンタイム。スカイマーク、春秋の離着陸が重なる場合が多く、せっかくコンパクトな空港の造りで、着陸・離陸間の時間を短縮できるのに、着陸待ちのため、離陸スタンバイ機が無為に時間を過ごすようでは、航空会社にとって魅力ある寄港地には思われない、ということです。