交通インフラと旅行(山、温泉)

旧タイトル:静岡空港と常温核融合を応援するBLOG

重要な韓国・中国・台湾との交流

静岡空港に定期便で運航している国際線は、韓国、中国のみ。あと、台湾へのチャーター便は運航回数が多く、定期路線化を目指している。統計によると、この3国・地域のみで、来日する外国人の6割を占めており、静岡空港が欧米定期路線を持たないことが、外国人の静岡経由訪日促進のうえで大きな妨げになっているわけではない。
むしろ、韓国・中国・台湾との交流をさらに促進することが重要な課題と言える。


以下、情報源は、JATA-WTA 2009 (SEP 17-20, 2009) Korea Travel News (出処:JNTO 韓国観光公社)です。

訪日外来客の国籍別比率
2007年 
1.韓国 31.2% 2.台湾 16.6% 3.中国 11.3% (3位までの合計 59.1%)4.米国 9.8% 5.香港 5.2% 以下、オーストラリア、英国と続く。

2008年
1.韓国 28.5% 2.台湾 16.6% 3.中国 12.0% (3位までの合計 57.1%)4.米国 9.2% 5.香港 6.6% 以下、オーストラリア、英国と続く。

次に、日本人観光客の韓国入国
2008年10月以降、2009年6月を除き増加傾向 
2008/10 225081人 +3.1%(前年同月比)
2008/11 203273人 +13.3%
2008/12 169128人 +51.7%
2009/1 237816人 +55.3%
2009/2 294390人 +72.1
2009/3 326874人 +55.3
2009/4 275219人 +54.0
2009/5 209492人 +9.8%
2009/6 181364人 -0.7%
2009/7 228465人 +29.1%

一方、韓国人観光客の日本入国数は、2008年8月以降、毎月マイナスが続いている。(減少率は、-8.6%(2008/8) ~ -54.5%(2009/2) 直近の2009/7は、170300人 -28.4%)
ウォン安がもろに影響しているようだ。