交通インフラと旅行(山、温泉)

旧タイトル:静岡空港と常温核融合を応援するBLOG

RossiのE-Cat関連企業リスト、原理の考察、ギリシャ・クサンティ住民の声

イタリア人Andrea Rossiの常温核融合(低温核変換)発電機、E-Catを使った発電所の稼動を予定している、ギリシャDefkalion社の役員のリスト(副会長は1987年生まれ)、関連企業・提携先企業のリストが下記リンク記事の下のほうに詳しく掲載されている。持株会社Praxenをキプロスに設立している(節税目的?)。また、イタリアに設立したEFAは、E-Catの欧州におけるライセンスの管理を業務とした会社で、Maddalena Pascucci 氏が70%の持分を所有している。今秋に1MWの発電が開始される前に、またE-Catの原理が広く国際的に承認される前にこういった情報ばかりが先行するのは、はっきりいって印象は良くない。このリンク先記事への投稿の多くに、scamだとかpingだとかの見方が現れるのも、ある意味でやむなしといった感じがしてしまう。
将来有望なビジネスだとは思うが、世界的に原発撤退の激流が起こっている中で、代替エネルギーの有力候補として、技術情報を公開し、より多くの外部科学者の検証を受けることのほうが重要に思える。

LINK TO: http://freerepublic.com/focus/f-news/2733258/posts



上記リンク記事からリンクされた記事(下記)、Journal of Nuclear Physicsは、原子核物理学会誌という表題だが、実態は、学会が運営するのではない、あるグループの運営するBLOGだ。Rossiが開発した機器の原理についての考察を行っている。この考察過程について、さらにコメントするには骨が折れる。調査・検討が必要だ。

LINK TO: http://www.journal-of-nuclear-physics.com/?p=497



最後に紹介するのは、Defkalion社がE-Cat発電所を建設中のクサンティ市の住民の声(2011年3月16日投稿)。Googleツールバーで翻訳してみると、この発電所がエネルギー問題の解決(科学法則を書き換える!)、地域の経済発展に貢献することへの期待が述べられている。

LINK TO: http://www.fotiadisd.gr/forum/viewtopic.php?f=48&t=1513&start=0