交通インフラと旅行(山、温泉)

旧タイトル:静岡空港と常温核融合を応援するBLOG

FDA静岡・鹿児島便からスタート。九州旅行(3)

イメージ 1 熊本から九州新幹線で北上し、福岡のビジネスに泊まりました。久しぶりの福岡・天神は大きく様変わり(西鉄駅舎、バスセンター、三越の複合施設とか、新装成った岩田屋、ルイヴィトンのブランドショップ・・・)。華やかさ・いごこちの良さで、札幌、東京、大阪、ソウルなどの近隣大都市と、集客を競い合っているような印象。写真は大宰府です。福岡・博多には2~3回、80年代、90年代に訪れたことがありますが、大宰府は今回初めてでした。奉祝1111年の花壇・花飾りで装飾され華やかな印象。韓国人ファミリー観光客の人々を数多く見かけました。(福岡は静岡空港からもFDAが1日3往復飛んでいるので、この写真を選択しました。)

福岡での1泊の後、高速バスで長崎に移動。時間の関係で浦上天主堂周辺には行けず、長崎駅から大浦天主堂にかけての一帯を散策しました。(キリスト教、太平洋戦争にかかわる感想は、いずれ別のBLOGに書こうかと、思っています)
長崎は、横浜山手のあたりに似ていますが、より山が険しく、階段道が多いです。戦国時代~江戸時代は、上海から最短距離の良港という利点で賑わっていたと思われます。しかし、船舶の航続距離が改良され、旅客の主流が航空となった今、交通の要衝としての長崎の役割は小さくなりました(長崎市は本当に山の中という印象。拡張の余地が小さいので、長崎県進出企業や県施設は、諫早、大村などに立地しているようでした。)
自宅へは長崎空港から、スカイマークの神戸経由便(満席!)を利用しました。搭乗を待つ間、国際線搭乗口の手前などを見学。数少ない国際定期便(上海(中国東方航空)、ソウル(ジンエアー))の利用をいかにして高め、増便の方向にもっていくか、行政としても色々苦心しているという様子がわかりました。国際線利用客の主体は福岡空港に流れているでしょうし、今後は佐賀空港長崎空港の強力なライバルになりそう。長崎に着いた海外からの観光客が、安い料金で日本各地にアクセスできるという状況を作り出すことも、長崎空港の交通要衝としてのステータス向上に必要、という感想です。


(この記事これにて終了)