(以下、トラベルビジョン記事より抜粋)
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来日したBV販売担当副社長のレーモ・デッラ・ポルタ氏は記者懇談会で、「日本航空(JL)がミラノ線から撤退したが、日本人のイタリアへの旅行需要は依然として高く、日本の旅行会社からの引き合いも多い。我々のフライトがその足として貢献できるはず」と述べ、日本市場に大きな期待感を示した。同航空は2006年にも羽田を含め日本の地方都市からのチャーター便を運航。今回、羽田が24時間国際化されたことから、新たな旅行スタイルが可能になるとしている。
現在のところ、羽田便について深夜早朝時間帯枠を利用して、羽田を土曜日の深夜2時に出発し、ミラノあるいはローマに金曜日の朝5時頃に到着、復路はイタリアを朝10時頃に出発し、朝6時前に羽田に到着するスケジュールを計画している。BVゼネラル・マネージャーの栗原宗利氏は羽田就航の意義について、「まずはBVのプロモーションの意味合いが強い。そのほか、羽田の持つ利便性も考慮した。特に土曜日の夜中出発なので、幅広い層の旅行客にアピールできる」とした。来年はイタリア統一150周年にあたることから、そのプロモーションと合わせて日本市場の開拓に乗り出していく意向だ。
羽田に加えて、名古屋、沖縄、松山、岡山、静岡、茨城などの地方空港からのチャーター便も予定。イタリアの就航地はまだ未定だが、水戸とボローニャ、静岡とリエティーなど姉妹都市の交流をからめた企画も進めていきたい考えだ。また、栗原氏は地方空港発のチャーター便について、韓国の仁川空港に立ち寄り、韓国人旅行者をピックアップするプランも明かす。このほか、イタリアからの訪日旅行者の取り込みにも意欲的だ。