交通インフラと旅行(山、温泉)

旧タイトル:静岡空港と常温核融合を応援するBLOG

GW釜山への旅(ただし成田空港から)(2)

イメージ 1 釜山のルポの前に、一言、成田空港へのアクセスについて。
筆者は、神奈川県北部に住んでいます。自宅から静岡空港まで車で約2時間半です。GW後半に新東名経由で行くと、どれだけ短縮されるか?調べてみたいと思っているところです。一方、成田空港アクセスについて、金のあまりかからない一般鉄道列車利用で、しかもJRだと、エアポート成田が頻繁には走っていないという欠点を補う意味で、今回、船橋トランジット(船橋で横須賀・総武線から京成本線の特急に乗り換え)を試してみました。京成本線の特急成田空港行きは20分毎に運行しています。料金はJR、京成本線の合計で1410円。JRエアポート成田のみの利用と比較して約200円安い。
肝心の所要時間は、自宅>成田空港駅が2時間20分。成田空港駅>自宅は、乗継が非常に良く2時間になるか?と期待しましたが、総武線が東京止まりで、東京駅で約15分待たされ、結局2時間20分でした。
でも、今後とも成田空港利用の節は、神奈川方面から安くて便利な「船橋トランジット」を活用したいと思ってます。
(なお、成田空港、関西空港などの大空港については、空港アクセス鉄道の条件として、20分毎よりも高頻度という条件はMUSTです。高い建設費を投じてリニアモーター線を建設したとしても、30分毎の運行のようであっては、乗客は既存の鉄道に流れます。)

さて、1つ前の投稿で、ヘウンデ宿泊の良さをアピールしましたが、ただひとつ難点があるとすれば、魅力抜群のシーサイドスポットなので、ミュージシャンの歌声が夜明けまで聞こえてくるということ。日本のストリートミュージシャンと比べると、かなり音楽レベルは高いものの、うるさくて眠れないという人もいるかも知れない。不夜城という点で、ヘウンデは、ソウルのミョンドンと同格。また、釜山中心部の繁華街・スポットには夜間ホームレスの出没で不安を感じる一角があるが、ヘウンデは深夜歩いても不安を感じない。

写真は、朝のヘウンデの海岸。韓国の海岸は独特の色合いで、これが同じ対馬海峡の海?と思ってしまう。韓国の多くのウェブサイトがデザインに使っているような、不思議な青緑色だ。中国沿岸の海の泥色と好対照をなすと言うのは、言い過ぎか?

次回は、釜山の地下鉄1号線の北端の駅、ノッポ(老圃)で降り、ノッポ駅と一体となった高速バスターミナルから高速バス(4500ウォンと、とても安い!)でキョンジュ(慶州)に行き、市内バスに乗り換えて、仏国寺(ブルクックサ)に行った時の話をします。

ノッポ(老圃)は、東京の地下鉄でいえば、浦和美園のような位置(ただし山の中)にあります。筆者は、浦和美園に高速バスターミナルを作ればよいと常々思っていますが、釜山の当局は、(山がちの地勢も要因になっているとは思いますが)強制的に全高速バスをノッポ発着・地下鉄乗換にしたと思われます。このことが、渋滞の悪影響の抑制、旅行者の円滑な移動に大きく貢献していると、思います。