交通インフラと旅行(山、温泉)

旧タイトル:静岡空港と常温核融合を応援するBLOG

北京首都航空が杭州・関西便を静岡に振り向け(関空被災の影響)

北京首都航空は、火曜日・金曜日は、杭州からの便を関空に飛ばしており、この両日は、静岡空港には杭州便の着陸・離陸はないはずですが、先週の関空の台風21号被災の影響で、北京首都航空は、この両日の便を静岡に飛ばして、日本に残された旅行者の帰国を促進する方針のようです。先週も関空の静岡ダイバートがあったそうですが、下記の記事によると、11日も静岡への運航が計画されているとのことです。


據悉,北京首都航空9月7日大阪-杭州航班的167名旅客、9月11日大阪-杭州航班的154名旅客,將通過改簽至靜岡-杭州航班給予全力保障,確保旅客平安回國。旅客近期如有出行計劃,需及時關注出行目的地天氣信息,確定出行時間後,要保持通訊設備暢通,以便航司可與旅客及時取得聯繫通報航班信息。

原文網址:https://read01.com/AJ56OGa.html

三菱地所・東急電鉄グループが静岡空港運営の提案内容を発表

運営権移行から20年間で搭乗者数を現在の倍以上となる135万人に拡大する目標を掲げ、新規就航路線のプランとして、仙台、成田、高松、香港、バンコク、グアムを挙げた。以下のアットS(静岡新聞SBS)記事には書かれていないが、産経WEBでは、「空港にアクセスするバスの路線網を山梨県や神奈川県西部に拡大。空港西側エリアへのホテル誘致も検討している」という内容についても書かれていた。神奈川県西部への空港アクセスバスのルートとしては、静岡空港~東名御殿場~本厚木駅がベストだと思う。

(以下、静岡新聞SBS記事)
http://www.at-s.com/news/article/politics/shizuoka/483307.html

静岡県は25日、2019年4月から静岡空港の運営を担う三菱地所東急電鉄グループが県に示した提案内容を発表した。両社は運営権の対価として県に10億円を支払うことを提案に盛り込み、滑走路の更新に必要と見込まれる費用など約17億円の負担も明示。県の想定を上回る好条件を提示した。さらにタイ・バンコクや成田空港への新規就航を実現し、運営権移行から20年間で搭乗者数を現在の倍以上となる135万人に拡大する目標を掲げるなど、静岡空港の将来性に着目した積極的な戦略を打ち出した。
 県によると、静岡空港の管理運営に関わる収支は15年度に約5億円、16年度に約6億円の赤字だった。両社は滑走路更新費用の負担や運営権対価の支払いを提示した上、運営権移行後の事業期間平均で収支に経常利益が生じるようにし、県費投入はゼロになるとの見通しを示した。空港施設内の道路や消防庁舎の施設整備で県費負担は残るが、県は両社の提案内容から、運営権譲渡の価値があると判断した。
 県の担当者は滑走路更新費用の事業者負担などについて「良い条件でありがたい提案。県の費用負担も減る」と評価した。
 就航路線については、国内が国際線への乗り継ぎ需要が期待できる成田をはじめ、仙台、高松、海外ではバンコク、グアム、香港を挙げ、新規就航を実現して38年度に現在の11路線から17路線に増やすとした。両社は最初の5年間で誘致に注力する方針。
 空港西側に位置する県有地の利活用策として、体験型施設などでにぎわいを生み出す「エアポートベースキャンプ」の開発も提案。搭乗者以外の空港利用者は16年度の倍の200万人にすることを目指す。空港利用者の増加に合わせ、ホテル誘致も検討するという。
 三菱地所の担当者は静岡空港について「立地の特性が良く、県内に観光資源が豊富で可能性がある」と期待感を寄せた。

SFJ羽田・北九州便、FDA出雲・静岡便利用、関門海峡と出雲の旅

門司港、下関、山口線山陰本線出雲大社一畑電鉄、境線、米子空港出雲空港、そして静岡空港の新・国内線到着口の初利用・・・・と、満喫して参りました。SFJA320)は約半分の搭乗率の一方で、FDAエンブラエル)は、ほぼ満席でした。

まず、羽田から到着直後の北九州空港の模様。乗ってきたSFJ機(A320)の背後は深い霧。この悪条件の中で、何回かの旋回(霧のかかった北九州空港上空~晴れた関門海峡上空)の後、A320は無事着陸しました。先に羽田を離陸して北九州空港に向かっていたJAL便(B737-800) は、旋回の後、着陸をあきらめて、福岡空港にDVTしました。SFJの窓からJAL機も旋回しているのが見えました。
イメージ 1

晴れ上がった門司港地区で、レトロ風景を満喫。
イメージ 2

九州鉄道記念館の展示で、最もユニークだったのが、キハ07 41 
イメージ 9

翌日、新山口から「スーパーおき」で山陰へ。出雲市駅から出雲大社に寄って、松江に向かうのに、一畑電鉄を利用。写真は、川跡(かわと)駅。一畑電鉄には難読駅が多いです。この日は曇天でしたが、車内から宍道湖の湖面の眺め(水鳥がかわいい)はとても印象的でした。
イメージ 3

松江しんじ湖温泉駅に到着したら、駅に貼られたポスターで、中海で水陸両用機を使った遊覧飛行が近々スタートすることを知りました。
イメージ 4

3日めは、境港までバスで。津和野や出雲大社に向かうフランス人のグループに前日までに遭遇していましたが、このバスの乗客5名のうち、3名は韓国人中年女性グループ。この方達は、境港までは行かず、途中の観光施設(人参、ボタンなどの農園。中海の中央部に位置する島にある)で降りていました。境港では、私は時間がないので、水木しげる関連の施設には行かず、直ちに境線のディーゼルカー水木しげるキャラクター塗装)に乗り、米子空港駅で降りました。1時間ほど、空港を見学。
イメージ 5

米子で山陰本線の列車に乗り込みました。115系を2両編成で使う方針で、クハ不足問題解決のため、かまぼこのような運転台部を取り付けたのが片側にある編成でした(一畑電鉄の2両編成の車両(東急から車両を導入)も同様な形状)。
宍道駅からタクシーで、出雲空港へ。空港ロビーでの展示では、静岡線、仙台線の開設を大歓迎・お祝いしていました。特に静岡線は、これまでの空白時間帯14:30発なので、空港に便が来ないときの、まったり感を解消する意味で出雲空港の活性化に大きく貢献しているようです。
イメージ 6

雨の出雲空港に到着したFDAシルバー。これから、この機材で静岡に向かいます。
イメージ 10

雨雲の中の飛行でしたが、ほとんど揺れず、快適な機内。離陸後1時間もせずに、ヤンキーアプローチで(従って、石廊崎まで行かず、吉田沖でUターンして)、小雨の静岡空港に着陸。既存の国内線用ボーディング・ブリッジから降りました。新しい国内線用ボーディングブリッジのたもとに新しい到着施設(国内線用)に降りる階段・エスカレータがありますので、そこまで2階の廊下を歩きます。
イメージ 7

その廊下から、乗ってきたシルバーを撮影することができました。
イメージ 8

出雲線の開設で、16時頃に新しいゴールデンタイム(着陸、離陸ラッシュ時間帯)が生まれました。国内線だけでも、出雲(発着)、鹿児島(着)、札幌(丘珠)(着)、札幌(新千歳)(発)、福岡(発)と、集中しています。
さて、次は、静岡空港の拡張後の国際線施設ですね。それに合わせて海外旅行を企画するつもりです。

静岡・出雲線(FDA) 4月後半に搭乗予定

このほど就航したFDAの静岡・出雲線、予約がとても好調のようですね。私は4月後半に初搭乗予定です。行きは、スターフライヤーの羽田・北九州線を利用。列車で新山口から出雲市に移動して、出雲発・静岡行きに乗るつもりです。島根県に行くのは初めてなので、同時に一畑電鉄乗りつぶしもするつもり。静岡空港の新国内線到着口(4月10日運用開始)の初利用にもなります。

ところで、中国のニュースを調べていたら、7月に煙台(イエンタイ:山東半島の青島の反対側にある都市)と静岡空港を結ぶ便が開設とのこと。11月の国際線搭乗・到着口の拡充に向け、明るい話題ですね。

 

静岡空港 三菱地所・東急電鉄運営へ

静岡新聞のニュースによれば、
静岡県は28日、静岡空港の運営権民間譲渡に応募した2事業者連合のうち、三菱地所東急電鉄グループを優先交渉権者に選定し、各事業者に通知した。2019年度に運営体制を移行する。」
東急電鉄は、仙台空港の運営権取得では三菱地所グループに勝利したが、静岡空港の運営権取得では三菱地所とタッグを組んだ、下記WEB記事では、過去に東亜国内航空(のちにJAS)の大株主であったことが、東急の航空へのこだわりの要因として指摘されている。東急による静岡空港へのアクセス改善、三菱地所による静岡空港インバウンド客のための宿泊設備拡充や近隣ショッピングモール建設を期待できると思う。



BLOG 中国人ファミリー静岡3日間の旅(北京首都航空・杭州線利用)

杭州>静岡便(JD369)が遅れ、座席が窮屈だったことを除けば、おおむね今回の静岡(伊豆の温泉、清水でマグロ料理、御殿場で買い物、ドラッグストアで買い物)に満足して帰国されたようですね。
中国人観光客のために3日間有効の静岡周遊切符が発売されているようです。中国人なので日本語の漢字表記を大体理解できることが(静岡という未知の地に来るリスクがあっても)旅の安心感につながっているようです。
今後もこの路線が発展していってほしいです。

定年退職後1年生のプラン2018

この1月末をもちまして、勤務先を定年退職しました。年金受給開始まではまだ幾らか時間がありますが、それまでなんとか食つなげそうですので、思い切って自由人になることにしました。今後も何か機会・縁があれば仕事に復帰もあり得ますが、フリーランス(翻訳・通訳など)にとどめたいというのが本音です。自由人生活に入ったおかげで、ヨーロッパに行く時にも一番チケットが安く機内がすいている時に旅程を組むことができます。また、研究執筆等にも十分な時間を費やして取り組むことができます。
2018年の航空機を使った私の旅行プランとして確定しているのは、今のところ3月のイスラエル初訪問(成田空港発着)だけです。
静岡空港発着の旅も年内に少なくとも1回は実施したい(FDAで九州か?エアソウルで韓国か?)と思っています。
静岡空港活性化のアイデアにつきましても、より詳細に調査し、内外の空運業界事情・ツーリズム事情の現状・見通しをふまえて、より実現性高く、面白いものを投稿できたらいいなあ、と思います。差し当たっては今回、台湾花連での大地震がとても心配です。被害にあわれた現地の方に心よりお見舞い申し上げるとともに、チャイナエアライン台北桃園~静岡線の運航に影響を及ぼすことのないように、陰ながら声援していきたいと思っております。