交通インフラと旅行(山、温泉)

旧タイトル:静岡空港と常温核融合を応援するBLOG

東日本大地震の影響:羽田~福島便

2011年3月11日は、2001年9月11日のように、世界が変わった日となった。日本国内(特に東日本)の交通に及ぼす影響としては、東北新幹線の不通が最大のものだろう(これ以外の影響も極めて大きいが)。
ANAが羽田~福島便の臨時便を運航することが決定した。花巻空港は、ターミナルビル被災、被災者救援のヘリコプターの基地といった理由で、民間機の発着が停止しているが、大至急、羽田・花巻線の臨時便を運航させる必要があるだろう。

なぜならば、東北新幹線の復旧には相当時間がかかると予想されるからだ。筆者・私の個人的予想だが、大宮・那須塩原間は1週間以内に開通するものの、那須塩原以北の開通には半年くらいかかるのではないか?TVはこういった予想については一切触れていない(JR東日本がまだ状況を把握できず、予想をたてようがないため)。状況把握できないこともひとつの理由だろうが、海外での高速鉄道の商談に響くことも、情報を出さない背景にあるのでは?と勘ぐってしまう。

仙台空港については、今回と同規模の津波が襲っても離着陸に影響なしという高床式滑走路をもつ空港に再整備しないと、海外の航空会社などは運航を拒否するという事態になるかも?という気がする。いずれにしても仙台空港の再開にはかなりの長時間がかかる。