交通インフラと旅行(山、温泉)

旧タイトル:静岡空港と常温核融合を応援するBLOG

福島第一原発事故の風評被害による交通需要減

東日本大震災で発生した大津波福島第一原発1~4号機の爆発・放射能漏れを引き起こし、それがさらに、電力不足のみならず、経済・運輸・観光等々、あらゆる方面に深刻な影響を及ぼしている。

欧米系を中心に、航空会社が羽田・成田ですら寄航をやめたり休航する動き(アメリカン航空の羽田便など)があり、地方空港(特に東日本)発着の国際便については、運航休止の動きが深刻だ。運輸会社の損失額の大きさそのもので見れば、JR東日本東北新幹線は4月中頃(?)まで全線復旧が遅れる。東北本線については全線復旧のめどなし)や、JR東海東海道新幹線の利用が3割減)のほうが厳しいはずだが、地方空港における国際便休航(一部の国内便も休航)のほうが、インパクトが大きいのか?マスコミの取り上げ方が厳しいような気がする。

とにかく、この原発問題が早く収束の方向に向かい、茨城空港にアシアナ便が、静岡空港大韓航空便が戻ってくることを待ち望む。

茨城空港春秋航空便が復活したのは、さすがに人口の多い中国では、それでも日本を安く観光旅行したいという需要があるためなのか?また、スカイマークが6月から、中部・茨城、中部・羽田の運航をとりやめるのに、茨城・札幌は2往復化するというのは、放射能の懸念拭えない状況においてすら、茨城<>北海道間の潜在的な交通需要が大きいことを、スカイマーク社が実体験で知ったということだろうか?