交通インフラと旅行(山、温泉)

旧タイトル:静岡空港と常温核融合を応援するBLOG

フランクフルトから中国東方航空の上海浦東トランジットで帰国すると速い

静岡を含む日本の地方空港から、中国東方航空(MU)上海浦東トランジットでパリやフランクフルトへの旅が便利なことを以前書いた。
たとえば、日本<>フランクフルトについて詳しく見てみると、静岡地区から出発する旅行者にとって、行きは、成田発フランクフルト行き10時、12時台に間に合わせるために超早起きしたり、前夜泊をする必要がないというのが、MU上海トランジット利用のメリットだが(中部空港発であれば少し楽になる)、帰りについては上海トランジットでも結構早く帰れる。フランクフルト発、上海行きMU220、298便(曜日によって便名が異なる)のダイヤは、フランクフルト発 13:35 上海着 07:00 (翌日) 飛行時間 10h25mだ。一方、LHJAL、NHのフランクフルト>成田は11h00m ないし 11h30m 。帰りは上海でのトランジット時間も短く、上海>静岡の飛行時間も短いので、成田から成田エクスプレス・新幹線乗り継ぎで静岡地区に戻るのよりも早く帰宅可能ということになる。
中国が経度的に欧州に近いこともあるが、欧州>日本の航路が、ロシアの都合や、日本の航空管制空域の都合のため最短ルート(大圏航路)になっていないのがその要因だと思う。