たかみホテル(伊豆熱川)
最近、青春18きっぷで伊東駅まで、それから先はSUICA払いで、東伊豆の金谷旅館(河内温泉)、熱川のたかみホテルに日帰り入浴旅をしました。
金谷旅館の千人風呂や、蓮台寺駅(無人化されたがコーヒー軽食ショップが営業中)の状況は1年前にこのBLOGに書いた時(以下)と特に変化していません。
伊豆急で蓮台寺から伊豆熱川に戻って、今回はたかみホテルで初入浴しました。熱川は湯量が豊富(そのため温泉井戸各所に)ですが平地が全くない土地柄。全ての建物が斜面に築かれています。駅自体、海面からみて高いところにありますが、たかみホテルはそれよりも高い国道沿いに位置しており、駅からいったん海岸方向へ坂道を登り、U字カーブを折り返すと見えてきます。
たかみホテルの玄関は三階にあり階段で一階に下りると男女別内湯。その前で外に出て階段を下ると露天風呂があります。先ほど登ってきた道のU字カーブで曲がる前の右側急斜面の上にこの露天風呂があるわけです。
「天然温泉100% 温泉天国」という忘れがたい表示。上記の温泉奉行所さんのブログにも写真がありますね。この露天風呂は混浴で(とはいっても私が入浴した時には女性客はいらっしゃいませんでしたが)、18~20時が女性専用入浴時間となっていました(最新状況はたかみホテルのWEBなどにお問い合わせください)。脱衣場は男女一緒なので、女性客にはちょっと敷居が高いかも知れませんね。お湯の温度は高めで、2~3分つかったら体の熱をさますといった感じ。この季節にはいいですね。
たかみホテルに隣接して伊東園チェーンの熱川ホテルがあります。このチェーンは安い料金で多くの宿泊客を集めていますが、夕食、朝食ともバイキング形式で食事の際には長蛇の列。私にはたかみホテルのような古さを感じさせるが、あわただしくない宿のほうが好ましいですね。
なお、伊豆急船内をSUICAでというのは財布事情を考えると失敗でした。2024年1月31日まで伊豆急乗り放題1日2000円の切符を買うべきでした。伊東>蓮台寺>伊豆熱川>伊東の合計SUICA料金は3605円です。2000円の期間限定特別料金でなくとも3380円で、3605円よりは安いです。
熱海発、伊豆急下田行きの普通列車は伊東駅で1分しか停車しない便が多いです。この短さだと列車から出て改札で青春18きっぷを提示し、SUICAをタッチして列車に逆戻りが精いっぱいです。安く伊豆急線内を旅するには、約40分後に来る後続列車に乗ることにして、「伊豆満喫フリーきっぷ」を購入すべきだったと後悔しました。