交通インフラと旅行(山、温泉)

旧タイトル:静岡空港と常温核融合を応援するBLOG

2012年夏、KE780 KE779を利用した韓国の旅-3

デジョンは、インチョン空港からのリムジンバスで北部のインターチェンジから市街地に初めて入ったが、とても緑の多い都市という印象。日韓共催のワールドカップの開催場所に近い区域という背景もあるだろう。
KTXでデジョンからデグ(大邸)まで約1時間。途中の辺鄙な場所には「政治駅」らしい駅もあった。日本と韓国は色々な面で似ている。ただし似ていないのは下水のような腐敗臭のにおい(特に夏場)。日本の都市にもそういった腐敗臭があるが(例えば、新宿駅から新都心に行くときに通る地下道)、韓国のそのにおいは、日本とは違う独特のにおい。私のタオルハンカチを湿らせておいたらそのにおいがしてきたので、韓国と日本では、繁殖している微生物の種類が違いがあるのだろうと、思った。
デグは宿泊せず、短時間の滞在だったので、昨年、世界陸上が開催された場所には行かなかった。ソウル、釜山と比較して観光ポイントとしてはさびしい感じもするが、半月堂交差点駅の周辺街区はとてもファッショナブル。サムスン生命の高層ビル、東亜デパートの並びに、新たに現代デパートが竣工・開業しており、とても斬新なスタイル。通常、百貨店の裏側には商品納入口・通用口があるが、この百貨店はそういったものを全て地下にもっていった設計になっているため、どの方向から眺めても立派・洗練された外観になっている。裏側はセレブの車が乗りつける場所になっていた。

デグの地下鉄もソウル、釜山の地下鉄と同様、切符自動販売機を日本語の説明で利用できる。デポジット制ではない点で釜山と同じ。韓国のコインロッカーは指紋認証方式のため、初めて使う際、わかりにくいが、デグ地下鉄駅のコインロッカーは、日本語の説明があった、KTX東大邸駅のコインロッカーでは日本語の説明なし。KTXの駅を大邸に作らず、東大邸に作ったというのは、東京駅への集中が進む東京とは違う。東大邸の、バス乗り場、タクシー乗り場(跨線橋上)の混雑が激しく、もう一つの跨線橋を建設中だった。