交通インフラと旅行(山、温泉)

旧タイトル:静岡空港と常温核融合を応援するBLOG

雁坂峠 JUN2023

私は、雁坂峠(山梨・埼玉県境 標高2082m)に最近初めて登りました。院生時代(40年以上も前)に、増富~金峰山国師ケ岳~甲武信ケ岳~東沢渓谷の縦走をしたことがあり、昨年7月に笠取山に日帰り登山。関東山地のこのあたりは登り甲斐のある2000m超級の山が多いです。

登山口の道の駅みとみ(三富)から標高差1000mはちょっときつかつたです。頻繁に水とビタミンCの補給が必要ですね。幾度も崩壊箇所を通り、渡渉4回(往復だと8回)。きっと江戸時代街道だった頃より状態が悪く、道迷いしかかったり、中級以上のコースだと思います。下の写真を拡大すると、江戸時代のものと思われる、雁坂峠と刻んだ石碑が確認できます。

雁坂峠から水晶山方面を見る

雁坂峠から望む、富士山など遠方の山々。甲府盆地の上空は晴天なのに白く霞み、日光が遮られて登山には快適でした。道の駅16:26の最終バス(山梨市駅行き)に乗るために最後は林道走り。きっと学生時代以来です。日曜日でしたが、雁坂トンネル料金所手前の駐車場に余裕があるのが見えましたので、次は車で来ようと思います。

雁坂峠から望む富士山(遠景)と乾徳山(右端

この日は直ちに帰京せず、塩山温泉の旅館ゆばたに泊まりました。塩山駅から歩いて約十分。透明で湯量豊富な湯の感触は良く、長い距離を歩いた脚の痛みが癒えました。食事もボリュームがあり、完食するのがやっとでした(写真は朝食)。

旅館ゆばたの朝食

なお、塩山駅から朝出発する山岳方面バスに乗り込む登山者の大半が乾徳山を目指していました。甲武信ヶ岳大菩薩嶺を人気で圧倒していました。特に若者に岩登りの魅力でアピールしているものと思われます。