交通インフラと旅行(山、温泉)

旧タイトル:静岡空港と常温核融合を応援するBLOG

静岡空港アクセスの改善(私案)

静岡空港の発着数が現状、多くはない割には、連絡バスの本数は充実していると思う。しずてつジャストラインは、島田<>空港が1日に9便、静岡<>空港が1日に11便もある。問題は、この充実した本数を今後、維持・増加させていくことができるかだ。静岡空港は駐車場無料ということもあり、車でのアクセスの優位は変わらないし、搭乗者を増加させるには時間がかかるからだ。

一方、東海道新幹線の「静岡空港駅」が開設されると利用者には便利なものの、実現までには相当時間を要するだろう。静岡空港へのアクセス改善のうえで重要なイベントは、2012年に予定されている「第2東名」の部分開通だ。

こうした背景の中で、静岡空港へ、静岡空港からのバスアクセス改善についての私案は次のようになる。

近距離便(島田、静岡など):空港周辺にショッピングモールを建設、又はユニクロのような集客力のある店舗を誘致する。バス会社としては空港利用・見学客に加えて、買い物客を新たに取り込むことにより、収益増、そして増便という好循環が生まれる。

遠距離便(開港当時は河口湖便があったが、廃止):新宿<>静岡駅、横浜<>静岡駅の高速バスを静岡空港へ延長するのは難しいだろう。静岡インターと静岡駅の間を往復する時間がロスタイムになるからだ。そこで、考えたのが、第二東名の開通後、静岡空港<>金谷・新金谷<>東京方面のバス路線を開設すること。大井川鉄道目的の観光客、島田市民の需要も取り込むことによって路線が維持できると思う。静岡空港から先、相良、御前崎まで路線を延長するという案もあろう。